中小企業診断士「一歩ずつ👣」

中小企業診断士として、中小企業を経営される皆様をご支援させていただくブログです

事例II:PPM

こんにちは。

PPMは、大企業向きの理論と言われていましたが、
平成26年度の事例Ⅱでズバリ出ましたね。

PPMは、製品ライフサイクル、キャッシュフロー経験曲線効果の3点をもとに、
市場と自社の競争ポジションから、4つのマトリクスで分析し、
基本的に、「問題児」⇒「花形」⇒「金のなる木」、「負け犬」⇒「撤退」とすることが
よいとされているようです。

但し、自社がターゲットとしているニッチマーケットの市場成長率と捉えると、
以下のような戦略が検討できます。

 ①花形:      シェアの高いうちにブランド強化、顧客囲い込み、ポジション維持

 ②問題児:    市場細分化を行い、獲得できるセグメントでのポジションアップ

 ③金のなる木: さらなる顧客囲い込みを行いつつ、新規事業投資

 ④負け犬:    収益のとれるセグメントに対し、抑えた投資


 参考:「中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった 全知識」(同友館)

 

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